【伊達】北黄金貝塚公園内の竪穴住居で一晩を過ごす、市噴火湾文化研究所主催の「縄文キャンプ」が二十七日に行われ、市内のほか札幌などから親子二十人余りが参加した。
遺跡の活用と、縄文の精神文化の一端を感じてもらおうと企画。竪穴住居は一九九六年に見つかった約四千年前の住居跡に上屋を復元した。
参加者は自己紹介の後、早速石斧(せきふ)でカラマツを切る作業に挑戦。約三時間かけて、ようやく夕食の調理の際に使うまきを手にした札幌・北光小五年の小杉直大君(10)は、「すごく大変。でもその分水がおいしい」と笑顔を見せた。
その後、同研究所の学芸員の指導で作った、黒曜石をとがらせたナイフでシカ肉を切り、火をおこして夕食の「縄文焼き肉」を準備した。食後は感謝の気持ちを込めて貝塚で「もの送り」の儀式を行い、小川や風の音を聞きながら眠りについた。
(北海道新聞より引用)
2007年7月31日火曜日
2007年7月24日火曜日
東京V戦は勝利優先 三浦監督「カウンター宣言」
攻めない宣言? 21日にホーム厚別に東京Vを迎える札幌。個人能力でJ2随一のチーム攻略法について、三浦俊也監督は「カウンター(攻撃)。それしかないです」と断言。ホームでも、極力リスクを冒さないサッカーで、なりふりかまわず勝ち点3を狙いにいく。 ホームだからといって、いたずらに攻めにはいかない。「皆さん(報道陣)は攻撃も高いレベルを要求するけど、自分は現実的ですから」と三浦監督は不敵に笑った。 東京Vも7連敗後は、“J2仕様”の守備から入るサッカーを取り入れ、18得点のFWフッキなど前線の圧倒的な決定力に頼るサッカーとなった。そんな相手にホームで自分たちから前掛りに攻め、「J2では一番特別な選手」と指揮官も認めるフッキにスペースを与えてしまうのはリスクが大きすぎる。 27節の仙台―東京V戦が典型的だった。仙台は得点を取りにいってカウンターを受け、フッキのハットトリックで1―4と完敗。「自分たちから攻めても、得点できないと、こうなる」と三浦監督は教訓にした。 DF西沢は言う「リスクを冒さないやり方でいけばいいと思う。うちも相手も今後を占う試合。見ている人にはつまらないサッカーになるかもしれない」と勝利至上主義に徹する。東京Vも同じ相手に3連敗はプライドが許さないはず。あすの一戦は激しさを内包した“膠着(こうちゃく)戦”となりそうだ。
(北海道新聞より引用)
(北海道新聞より引用)
登録:
投稿 (Atom)