札幌市は四日、七月の北海道洞爺湖サミットに関連して市が独自に開く「こども環境サミット札幌」(六月二十七日-二十九日)の概要を発表した。
同サミットには、米国や中国など海外十カ国から約四十人、市内など国内から約六十人の十一歳-十五歳の子供たちが参加。東区のモエレ沼公園を主会場に、体験講座や議論などを通じ、環境保護のために子供が何をできるかメッセージを発信する。
初日は登山家の野口健さんが講演し、エベレスト登頂や富士山での清掃活動の経験をもとに、グローバルな視点で環境問題を話す。二日目は札幌市内を見学したり、セミナーを開いたりし、環境問題への理解を深める。最終日は総括会議を開き、メッセージをまとめる。
メッセージは千歳市で開かれる洞爺湖サミットの関連行事「ジュニア8(J8)サミット」での議論の参考にしてもらう。
また、青い地球と緑の大地をデザインしたロゴマークも発表した。上田文雄市長は「全市一丸となって成功に導きたい」と話している。
(北海道新聞より引用)
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