17日午後5時34分、心不全のため死去、82歳。京都市出身。自宅は札幌市豊平区平岸3の18の4。通夜は20日午後6時、告別式は21日午前10時30分から同市豊平区平岸4の15、札幌斎場で。喪主は長男繁(しげる)さん。
北大法経学部卒業後、同大教授、法学部長などを経て、1989年から北海学園理事。2003年に勲二等瑞宝章。
(北海道新聞より引用)
2008年2月23日土曜日
2008年2月17日日曜日
札幌の学校給食 新年度の値上げ必至 市運営委が初会合で審議
校長や保護者らでつくる「札幌市学校給食運営委員会」(委員長・小川原訓(さとし)美しが丘小校長)は十三日、市内で本年度の初会合を開き、市立小、中学校の両校長会から諮問を受けた二○○八年度の学校給食費について審議に入った。牛乳が四月から値上げされるほか、主食、副食の食材も高値で推移する見通しで、四年連続据え置いてきた給食費は値上げの可能性が濃厚となっている。
札幌市の給食費(月額)は小学校が三千三百五十円(三月は学年によって異なる)、中学校が三千九百五十円(同)。同運営委員会が毎年度、米飯、パンなどの主食、副食(おかず)、牛乳価格(保護者負担額)の一食当たりの平均的な単価を積算し、現行の給食費と比べ、改定の可否を判断している。
初会合はこのうち、牛乳価格について検討した。事務局の市教委が、道農政部が決めた○八年度の価格(二百ミリリットル)が三十六円二十七銭と、○七年度に比べ一円十二銭上がると報告。○八年度には、牛乳だけで一食単価の年間合計(小学校中学年で百九十六回分)が二百十九円五十二銭アップすることが分かった。
主食、副食を含めた一食単価の年間合計は○七年度段階で、現行の給食費の算定基準となった○三年度より五百二十九円二十銭も上回っており、今回の牛乳の値上げを加えると超過は七百四十円を突破。給食費を五十円値上げした○三年度の七百八十円の水準に迫る。
○三年度からの単価上昇分は「高価なイチゴやメロンを減らし、同じ栄養量で比較的安いリンゴやかんきつ類を増やす」(長島裕子・富丘小栄養教諭)ことなどで吸収してきたが、節約は限界に来ているという。
さらに主食と副食の一食単価も小麦粉や乳製品などが値上がりしており、上昇は確実。市教委は今後、双方の単価を算定するが、市の単価は現状でも十七政令市で四番目に安く、市教委は「安い中国産食材への不信感も強く、これ以上割安の食材に走っては安全性への信頼を失いかねない」(総務部)と説明。給食費値上げは避けられない状況だ。
運営委員会は三月六日の次回会合で、主食の一食単価などを審議。三月末までに値上げの可否を校長会に答申する。
(北海道新聞より引用)
札幌市の給食費(月額)は小学校が三千三百五十円(三月は学年によって異なる)、中学校が三千九百五十円(同)。同運営委員会が毎年度、米飯、パンなどの主食、副食(おかず)、牛乳価格(保護者負担額)の一食当たりの平均的な単価を積算し、現行の給食費と比べ、改定の可否を判断している。
初会合はこのうち、牛乳価格について検討した。事務局の市教委が、道農政部が決めた○八年度の価格(二百ミリリットル)が三十六円二十七銭と、○七年度に比べ一円十二銭上がると報告。○八年度には、牛乳だけで一食単価の年間合計(小学校中学年で百九十六回分)が二百十九円五十二銭アップすることが分かった。
主食、副食を含めた一食単価の年間合計は○七年度段階で、現行の給食費の算定基準となった○三年度より五百二十九円二十銭も上回っており、今回の牛乳の値上げを加えると超過は七百四十円を突破。給食費を五十円値上げした○三年度の七百八十円の水準に迫る。
○三年度からの単価上昇分は「高価なイチゴやメロンを減らし、同じ栄養量で比較的安いリンゴやかんきつ類を増やす」(長島裕子・富丘小栄養教諭)ことなどで吸収してきたが、節約は限界に来ているという。
さらに主食と副食の一食単価も小麦粉や乳製品などが値上がりしており、上昇は確実。市教委は今後、双方の単価を算定するが、市の単価は現状でも十七政令市で四番目に安く、市教委は「安い中国産食材への不信感も強く、これ以上割安の食材に走っては安全性への信頼を失いかねない」(総務部)と説明。給食費値上げは避けられない状況だ。
運営委員会は三月六日の次回会合で、主食の一食単価などを審議。三月末までに値上げの可否を校長会に答申する。
(北海道新聞より引用)
2008年2月11日月曜日
タラバ増殖計画、道が新年度着手 10万匹規模で稚ガニ生産
道は新年度から、タラバガニの本格的な増殖事業に初挑戦する。ロシアの輸出制限と道内漁獲量の低迷で、将来的な安定供給が不安視される中、道内のカニ資源を回復するのが狙い。漁獲できるカニを育てるには十年以上かかる見通しだが、世界的にもタラバガニを数千匹以上の規模で増殖した例はないという。
タラバガニは昨年、道内流通の大半を占めるロシアからの輸入が、二○○五年の半分以下となる約一万四千トンに激減。一九六○年に約八千トンあった道内漁獲量も、ここ数年は百-二百トン台で推移している。品薄で札幌の活ガニ(一キロ)卸値は最高で五千円を超える日もあり、前年比で50%以上高騰している。
このため道は漁業振興に加え、道内消費者や観光客にカニを安定供給する手段として、増殖に乗り出すことを決めた。研究は道立栽培水産試験場(室蘭)が担い、卵を持つ雌のタラバガニの購入費や、卵をふ化させて稚ガニを育てる研究費など計約五百万円を新年度予算案に計上する。
タラバガニを卵からふ化させ、十万-二十万匹の稚ガニを育てる実験には、独立行政法人水産総合研究センターの厚岸栽培技術開発センター(釧路管内厚岸町)が八○年代に成功。根室市水産研究所も○一年、卵をふ化させて親ガニまで成長させ、この親ガニに卵を産ませる「完全養殖」に成功し、稚ガニ数匹が育っている。
ただ、タラバガニは共食いの危険性がある上、好む水温や餌など不明な点も多く、卵から親ガニを大量に育て、漁獲サイズまで成長させる技術はまだ確立されていない。厚岸と根室の両施設は卵の確保の難しさや費用面の問題から、研究を休止している。
道はこうした実験結果を踏まえ、当面の目標を「三年程度で卵をふ化させ、稚ガニを安定生産する」ことに設定。規模は十万匹程度を目指す。
この目標を達成した段階で、食用として出荷できるまで自前で育成する養殖と、稚ガニの段階で放流して漁業者が捕る栽培漁業型のどちらが有効か、慎重に検討する考えだ。
(北海道新聞より引用)
タラバガニは昨年、道内流通の大半を占めるロシアからの輸入が、二○○五年の半分以下となる約一万四千トンに激減。一九六○年に約八千トンあった道内漁獲量も、ここ数年は百-二百トン台で推移している。品薄で札幌の活ガニ(一キロ)卸値は最高で五千円を超える日もあり、前年比で50%以上高騰している。
このため道は漁業振興に加え、道内消費者や観光客にカニを安定供給する手段として、増殖に乗り出すことを決めた。研究は道立栽培水産試験場(室蘭)が担い、卵を持つ雌のタラバガニの購入費や、卵をふ化させて稚ガニを育てる研究費など計約五百万円を新年度予算案に計上する。
タラバガニを卵からふ化させ、十万-二十万匹の稚ガニを育てる実験には、独立行政法人水産総合研究センターの厚岸栽培技術開発センター(釧路管内厚岸町)が八○年代に成功。根室市水産研究所も○一年、卵をふ化させて親ガニまで成長させ、この親ガニに卵を産ませる「完全養殖」に成功し、稚ガニ数匹が育っている。
ただ、タラバガニは共食いの危険性がある上、好む水温や餌など不明な点も多く、卵から親ガニを大量に育て、漁獲サイズまで成長させる技術はまだ確立されていない。厚岸と根室の両施設は卵の確保の難しさや費用面の問題から、研究を休止している。
道はこうした実験結果を踏まえ、当面の目標を「三年程度で卵をふ化させ、稚ガニを安定生産する」ことに設定。規模は十万匹程度を目指す。
この目標を達成した段階で、食用として出荷できるまで自前で育成する養殖と、稚ガニの段階で放流して漁業者が捕る栽培漁業型のどちらが有効か、慎重に検討する考えだ。
(北海道新聞より引用)
2008年2月7日木曜日
雪かき兼筋トレ 札学院大アメフト部がボランティア 「体力に自信あり」
筋力トレーニングを兼ね夕張支援-。江別市の札幌学院大アメリカンフットボール部員二十五人が十日、ボランティアで夕張市老人福祉会館の除雪を行う。高齢化率全国一の夕張でお年寄りの暮らしを助けたいと企画した同部は「体力には自信がある。部の伝統行事にしたい」と張り切る。
部員で「まちおこし」をテーマに勉強する商学部三年竹田直樹さん(21)が、財政破たんで除雪費が厳しい中、多雪に悩む夕張の現状を報道で知り、支援を発案した。
当日は大学のグラウンド整備用のスコップや除雪ダンプを持ち、部員でお金を出し合ってバスを借り夕張に行く。竹田さんは「自分たちの行動が、周りの学生の刺激になれば」と話す。
同会館を運営する夕張市社協の横川孝一会長は「若い人が支援に来ると、まちが活気づく」と喜んでいる。
(北海道新聞より引用)
部員で「まちおこし」をテーマに勉強する商学部三年竹田直樹さん(21)が、財政破たんで除雪費が厳しい中、多雪に悩む夕張の現状を報道で知り、支援を発案した。
当日は大学のグラウンド整備用のスコップや除雪ダンプを持ち、部員でお金を出し合ってバスを借り夕張に行く。竹田さんは「自分たちの行動が、周りの学生の刺激になれば」と話す。
同会館を運営する夕張市社協の横川孝一会長は「若い人が支援に来ると、まちが活気づく」と喜んでいる。
(北海道新聞より引用)
2008年2月1日金曜日
長かった真冬日 帯広25日、札幌19日間連続
道内は二十八日、寒気の流入が弱まった影響で、道内百七十四カ所のアメダス地点のうち道南や道央、道東地方などの六十四カ所で気温がプラスを記録。連続真冬日が続いていた道内の寒さは一段落した。
日本気象協会北海道支社によると、二十八日の日中の最高気温は十勝管内広尾町で二・七度、苫小牧で二・三度、札幌一・七度などとなった。
札幌管区気象台によると、真冬日は十勝管内陸別町や池田町、芽室町で昨年十二月三十一日から二十七日までの二十八日間続いた。帯広も一月三日から二十五日間、札幌、小樽は同九日から十九日間連続した。一九六一年の統計開始以来、帯広が二十二年ぶり、札幌と芽室は二十年ぶりに長い連続真冬日で、札幌は史上七番目の記録だった。
札幌管区気象台によると、この暖かさは三十日ころまでで、その後は再び寒気が入り冷え込む見込みだという。
(北海道新聞より引用)
日本気象協会北海道支社によると、二十八日の日中の最高気温は十勝管内広尾町で二・七度、苫小牧で二・三度、札幌一・七度などとなった。
札幌管区気象台によると、真冬日は十勝管内陸別町や池田町、芽室町で昨年十二月三十一日から二十七日までの二十八日間続いた。帯広も一月三日から二十五日間、札幌、小樽は同九日から十九日間連続した。一九六一年の統計開始以来、帯広が二十二年ぶり、札幌と芽室は二十年ぶりに長い連続真冬日で、札幌は史上七番目の記録だった。
札幌管区気象台によると、この暖かさは三十日ころまでで、その後は再び寒気が入り冷え込む見込みだという。
(北海道新聞より引用)
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