筋力トレーニングを兼ね夕張支援-。江別市の札幌学院大アメリカンフットボール部員二十五人が十日、ボランティアで夕張市老人福祉会館の除雪を行う。高齢化率全国一の夕張でお年寄りの暮らしを助けたいと企画した同部は「体力には自信がある。部の伝統行事にしたい」と張り切る。
部員で「まちおこし」をテーマに勉強する商学部三年竹田直樹さん(21)が、財政破たんで除雪費が厳しい中、多雪に悩む夕張の現状を報道で知り、支援を発案した。
当日は大学のグラウンド整備用のスコップや除雪ダンプを持ち、部員でお金を出し合ってバスを借り夕張に行く。竹田さんは「自分たちの行動が、周りの学生の刺激になれば」と話す。
同会館を運営する夕張市社協の横川孝一会長は「若い人が支援に来ると、まちが活気づく」と喜んでいる。
(北海道新聞より引用)
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